F-15戦闘機の段階的な退役に伴い、ステルス機・F-22戦闘機の暫定配備が進められているアメリカ軍嘉手納基地に7日午後新たに電子戦(相手の通信やレーダーを監視・妨害する)機が飛来しました。

嘉手納基地に飛来したのは山口県の岩国基地所属の電子戦機EA-18Gグラウラー(FA-18スーパーホーネットを元に開発された複座機 )合わせて5機で、7日午後2時50分ごろ相次いで着陸し格納庫へ移動するのが確認されました。

アメリカ国防総省は嘉手納基地に配備しているF-15戦闘機を老朽化のため今月から順次退役させる計画を示しています。これに伴いステルス性能が高く機動性に優れたF-22戦闘機の暫定配備を進めていて、これまでに合わせて8機が飛来しています。

退役するF-15戦闘機の本国への帰還は今のところ確認されておらず、F-22戦闘機や今回飛来した外来機などと運用が重なることも予想され騒音の激化が懸念されます。