瀬戸内国際芸術祭2025の一環で展開される「美術館連携」プロジェクトで、岡山出身の画家・国吉康雄らの作品を集めた特別展が兵庫県立美術館で始まっています。

岡山市出身でわずか16歳で渡米し20世紀前半にニューヨークで活躍した画家・国吉康雄です。きょう(14日)から兵庫県立美術館で同じ時代にパリで活躍した藤田嗣治との特別展が始まりました。国内外の美術館では初となる本格的な2人の展覧会は「瀬戸芸美術館連携」プロジェクトの一環です。

芸術祭にあわせ、瀬戸内の8つの美術館でさまざまな展覧会が開催され、瀬戸内をアートで広く盛り上げます。

(瀬戸内国際芸術祭 福武總一郎 総合プロデューサー)
「(国吉康雄を)ぜひもっともっと多くの人に知ってもらいたい気持ちがあった。今回本当に素晴らしい企画でうれしく思っています」

国吉康雄らの特別展は8月17日まで開催され、8つの美術館を巡ることができる共通のチケットも販売されています。