ルビオ国務長官「我々は関与しておらず」 15日にイランと核関連協議へ

高柳キャスター:
緊迫する中東情勢をどう沈静化すればいいのでしょうか。気になるのは、イスラエルを支援する立場を貫いてきたアメリカの存在です。
今回のイランへの攻撃について、ルビオ国務長官はホワイトハウス公式Xで「我々はイラン攻撃に関与しておらず、現地の米軍を守ることを最優先にしている」と投稿しました。
その一方で、15日にアメリカとイランの核関連協議を予定しているということです。
元JNN中東支局長 秌場記者:
トランプ政権としては「交渉しているから、その間はやめとけ」というのがシグナルでした。
それを今回、イスラエルが振り切って、イランに攻撃を行ったということで、アメリカは今回関与していないと、かなり鮮明にしてます。
なので、イランが次に反撃するとき、アメリカの関連施設を標的にするかどうかは、一つのポイントだと思います。イスラエルはアメリカを引きずり込みたいということもあると思います。
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<プロフィール>
秌場聖治
元JNN中東支局長
シリア内戦など中東各地を取材