梅雨入り早々、各地で警報級の大雨となり、冠水も相次ぎました。

冠水した道路は車だけでなく人が歩く場合も危険です。

どんなリスクがあるのか、疑似体験しました。

”砂”で疑似体験

RKB 武田伊央 アナウンサー
「北九州市の関門海峡ミュージアムに来ています。こちらでは冠水した道路の危険性を疑似体験できる装置があるそうです」

2023年、九州北部を襲った記録的な大雨。

各地で道路の冠水被害が相次ぎ、なかには、ひざ付近まで水につかりながら移動する人の姿も。

しかし、冠水道路を歩くことは、非常に危ない行為です。どのような危険があるのか、疑似体験します。

武田伊央 アナウンサー
「水ではなく、何か入っていますけど?」

門司港共創プロジェクトチーム共同事業体 香月光一さん
「水の代わりに砂をはっています。人工的に作られた砂、特殊な砂に下から空気を入れることで、砂を拡散させて液体のように感じていただく装置になります」

冠水した道路の危険性や液状化現象を研究するために埼玉県のものつくり大学が開発しました。

全国に3か所設置されていて、一般の人が体験できるのはここだけです。