校庭にひと足早く弘前の夏が訪れました。青森県弘前市の小学校で「ねぷた集会」が開かれ、子どもたちは自作のねぷたを運行しました。

弘前市立致遠小学校は毎年この時期、児童が作ったねぷたを運行する「ねぷた集会」を開いています。13日は全校児童382人が参加し、お囃子を合図にねぷたを担いで大行進をしました。

子どもたちが担いでいる10台のねぷたは5、6年生の児童が地元のねぷた師・工藤盛龍さんから指導を受け、約1か月かけて作りました。

校庭には、笛や太鼓の囃子と子どもたちの元気いっぱいの掛け声が響きわたりました。

4年生の児童
「あつくて楽しかった」

「笛をうまく吹けて楽しかった。またみんなでこうやって、ねぷたをできるのが楽しみ」

ねぷた集会には保護者や地域の人も集まり、ひと足早い「ねぷた運行」を楽しみました。