山形県で開かれている春の高校野球・東北大会で、福島第1代表の聖光学院は、準決勝で宮城の仙台育英と対戦。決勝進出はなりませんでした。
浦部智弘アナウンサー「快晴のなか行われる東北大会準決勝。聖光学院は、宮城の強豪・仙台育英と対戦します。スタンドは盛り上がり、選手たちも気合十分です」
夏の前哨戦となる春の高校野球東北大会の準決勝。春のセンバツに出場した第1シード聖光学院の相手は、去年秋の東北大会で破った宮城第1代表の仙台育英です。
聖光の先発は、エースの大嶋。2回オモテ、聖光は守りのミスも絡み、ノーアウト3塁とされ、6番の高田。タイムリーツーベースを許し、仙台育英が1点を先制します。
それでも、その後、大嶋は粘りのピッチング。ランナーを出しながらも追加点を許さず、強力な仙台育英打線を相手に、7回まで1失点に抑えます。
聖光は、7回ウラ、2本のヒットで1アウト2塁1塁と逆転のチャンス。ここで3番の菊地は、ショートゴロに打ち取られ、ダブルプレー。どうしても得点を奪えません。
8回、9回に追加点を奪われた聖光は、0対3で仙台育英に敗れ、決勝進出はなりませんでした。
仙台育英 010 000 011 3
聖光学院 000 000 000 0
聖光学院・大嶋哲平投手「自分自身まだまだ未熟なので、夏に向けて時間はないけど、もっともっと強いエースになれるように頑張っていきたい」
聖光学院・斎藤智也監督「きょうの敗戦をどう受け止めるか、悔しいという気持ちがあれば(夏には)勝負強い打線にして奴らは戻ってくると期待している」
エースの大嶋投手は暑い中一人で140球以上を投げ切り、最後まで全力を尽くしました。
夏の高校野球福島県大会は、6月24日に組み合わせ抽選会が行われます。