随意契約で売り渡された政府の備蓄米の販売が県内でも始まる中、愛媛県松山市内のディスカウントストアでも13日から販売が始まりましたが、およそ1時間で売り切れました。

松山市三津にある24時間営業のディスカウンドストア、「ラ・ムー松山西店」では、13日朝6時過ぎ、2022年産の「古古米」が5キロ税込み1980円で店頭に並びました。
こちらの店では、事前に販売の告知はせず、1家族1袋限定で販売されました。

購入者
「たまたま来たらあったという感じです。3つも4つもほしいです。どうしてもお米は買わないといけないのでどこで買うにしてもやっぱり味が一番ですからね」

用意された50袋の備蓄米はおよそ1時間で売り切れました。
一方、銘柄米は、店頭に多くの商品が並んでいました。

ラ・ムー松山西店 萩山洋介 店長
「(銘柄米について)少し前までは品薄の状態が続いていたのですが、今現在は売り場の方は落ち着いてきている。今回この備蓄米でお客様の家計を少しでもお役に立てればと思っている」

13日は、大黒天物産が運営する県内の「ラ・ムー」と「ディオ」あわせて9店舗で随意契約の備蓄米の販売が始まっていて、こちらの店では、14日以降も1日30袋の販売を予定しているということです。