おととし、福岡県川崎町にある太陽光発電所に拳銃で銃弾を撃ち込んだなどとされる男に対し、福岡地裁は懲役6年の判決を言い渡しました。

判決によりますと、大任町の土木建設業 安方敏純被告(70)は、おととし、川崎町安眞木にある太陽光発電所の設備に知人から借りた拳銃で銃弾1発を撃ち込みました。

13日、福岡地裁の鈴嶋晋一裁判長は「発電所の職員など第三者が付近にいた可能性もあり、一定の危険性を有していた」と指摘。

そのうえで、安方被告が過去にも拳銃所持などで服役していたことに触れ、「更生の機会が何度もありながら安易に犯行を決意したことは厳しい非難が向けられる」などとして安方被告に懲役6年の判決を言い渡しました。