岩手・宮城内陸地震から14日で17年を迎えるのを前に、岩手県一関市では13日、大地震の発生を想定した防災訓練が行われました。

訓練が行われたのは一関市立厳美小学校で、全校児童79人が参加しました。
午前8時43分に震度6弱の地震が発生した想定で放送が流れると、児童たちは姿勢を低くして、素早く机の下に隠れながら頭を守る姿勢を取りました。

2008年6月14日に発生した岩手・宮城内陸地震は、奥州市と宮城県栗原市で最大震度6強を観測し、県内では2人が亡くなりました。
訓練に参加した児童は地震がおさまった放送のあと、ヘルメットをかぶってグラウンドに避難する一連の動きを確認しました。

児童たちは訓練を通して、地震から命を守る行動を学んでいました。