高知市議会6月定例会が開会し、物価高騰対策などを含む2億3500万円の補正予算案が提出されました。

高知市議会6月定例会に提出されたのは、2億3500万円の補正予算案です。このうち国の交付金を活用した物価高騰対策として1億1100万円が計上されています。

今年4月から給食費が1食あたり小学校で55円、中学校で60円あがっていることなどを受け、市立の小中学校の9月分の給食費を免除する費用として8630万円が充てられています。

(高知市 桑名龍吾 市長)
「物価高騰について引き続き国の動向を注視するとともに市民生活や事業者の皆さまへの影響を見極めながら適切に対応してまいります」

さらに、2歳児までの保育料の免除費用として6936万円が盛り込まれていて、子育て世帯の負担軽減を目指す形となっています。高知市議会は17日から個人質問が始まり、今月30日に閉会します。