噴火警戒レベル「2」の岩手山の入山規制について、調査のための立ち入りなど一部で規制が緩和される見込みとなりました。

12日は盛岡市で岩手山火山防災協議会の幹事会が開かれ、岩手県の担当者や有識者などおよそ30人が参加しました。
2024年10月に噴火警戒レベルが「火口周辺規制」の「2」に引き上げられた岩手山は、安全のため周辺自治体が入山を規制しています。
会合では、東側の山頂付近で顕著な火山活動が見られないことなどから、入山規制の緩和についての検討が行われました。

この結果、調査や研究などの場合、市や町の許可を得れば入山を認める方針が決まりました。

協議会は関係機関と調整し、7月中の正式な決定を目指すということです。