大船渡市魚市場で28日、今年最後の水揚げが行われました。

市場には午前8時半ごろ定置網漁船が入り、スルメイカや200キロを超えるマグロなどを水揚げしました。
大船渡港の今年のサンマ水揚げ量は、およそ8400トンと去年を2700トンあまり上回りましたが、11年続いた本州一の座を宮城県の気仙沼港に譲ると見られています。また、今年4月から今月25日までの全魚種の水揚げ量はおよそ1万5000トンと、去年の同じ時期に比べて2500トンほど少なくなっています。
大船渡市水産課では「今年2月に発生した大規模山林火災による定置網漁への被害が完全に復旧していない影響もある」と話しています。
大船渡市魚市場の水揚げは年明けの来月5日に再開されます。