11日に南シナ海で発生した台風1号は、直接的な影響がない見込みですが、梅雨前線を刺激し、今週末頃にかけて西日本を中心に警報級の大雨となるおそれがあります。
気象庁によりますと、台風1号は、12日6時には南シナ海にあって、1時間におよそ15キロの速さで西北西へ進んでいて、中心の気圧は990ヘクトパスカル、最大風速は18メートル、最大瞬間風速は30メートルで、中心の付近では風速20メートルの強い風が吹いています。
台風1号は今後、熱帯低気圧に変わり直接の影響はない見込みですが、熱帯由来の暖かく湿った空気が梅雨前線を刺激するため、週明けの17日頃にかけては、前線の活動が活発となり、東日本~西日本を中心に大雨となる所があります。
前線の活動の程度等によっては警報級の大雨となるおそれがあります。
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