天皇杯2回戦高知ユナイテッドSCはアウェイでヴィッセル神戸と対戦。4-1で敗れました。

サッカー日本一決定戦、天皇杯全日本サッカー選手権。

5月26日に行われた天皇杯1回戦で、PK戦のすえカマタマーレ讃岐を破った高知は、11日の2回戦で、前回大会王者で、昨シーズンのJ1王者、ヴィッセル神戸と対戦しました。

リーグ戦ホーム初勝利を挙げた直近のリーグ戦から、先発を全員入れ替えて臨んだ高知。

ファーストシュートは前半3分、ユナイテッドの須藤がペナルティアークの右からシュートを打つもクロスバーを越えます。

前半9分右サイドの高知・杉山が折り返したグラウンダーのボールをファーサイドの金原がシュート。惜しくも枠外。高知が立て続けにシュート2本打ちます。

ただ前半10分神戸・クリスマンがゴール前に上げたクロスをファーサイドの佐々木が頭で折り返し、エリキがふれたボールが高知ディフェンダーに当たりオウンゴール。神戸に先制を許します。

その後は神戸ペース。立て続けにシュートを打たれますが、身体を張ったディフェンスで前半に7本のシュートを打たれますが何とか1失点で終えます。

迎えた後半開始直後の5分、前がかりになっていた高知は1本のスルーパスでディフェンス陣の裏を取られ神戸・汰木のパスからエリキが合わせ、2-0。

点が欲しい高知は後半10分、新谷・東家・三好を入れて攻撃を活性化させます。

後半13分高知・金原の仕掛けで得たコーナーキックから交代で入った東家がヘディングシュート。早速、ゴールを脅かします。

しかし後半19分再び1本のパスで裏を取られた高知はエリキをマークしていた高知・田辺のオウンゴールで失点を許し、3-0。

後半20分コーナーキックから再び東家がヘディングシュートを放つも惜しくもゴール左に外れます。

そして後半30分、途中交代で入った三好が裏に抜け、ドリブルで切り込み、神戸ディフェンスを体でブロックしながら冷静にゴール右隅に決める。高知1点を返します。

キーパー黒川がスーパーセーブをみせるなど勢いづいていた高知でしたが、後半39分、一瞬の隙をつかれ、交代で入ったばかりの神戸・広瀬にゴールを許し、4-1。

なんとか点を取ろうと攻めますが、前回王者のゴールは固くそのまま試合終了。

Jリーグに参入して初めて挑んだ天皇杯は2回戦で敗退となりました。