四国遍路の世界遺産登録に向けた機運を盛り上げようという「おもてなし遍路道ウォーク」が来年2月23日に行われることになりました。

おもてなし遍路道ウォークは、四国遍路1200キロを10キロごと105区間に分けて点検するもので、今年は四国4県で1万人が参加しました。

きょう(11日)の四国遍路世界遺産登録推進協議会の受入態勢の部会では、このイベントを来年2月23日に開催することや遍路道の維持・保全活動を盛り込んだ事業計画案が承認されました。

(四国地方整備局 豊口佳之局長)
「地域の熱意だとか持続可能性ということを伝えるために遍路道であるとか休憩所などの維持・清掃活動などにしっかり取り組みたい」

四国遍路の世界遺産登録に向けては、四国知事会が国が見直しを進める暫定一覧表への追加記載を強く求める緊急提言を行っています。