「いや…ちょっと難しかったですね。非常に哲学的なコンセプトなのでちょっとよく理解できなかったところがありますが、面白いという感覚だけは残りましたね」

新潟県の花角英世知事が、大阪・関西万博で『null2(ヌルヌル)』を視察したのには理由がありました。

じつは、“いのちを磨く”というテーマで落合陽一さんがこのパビリオンをプロデュースするにあたってインスピレーションを受けたものの一つとして、新潟県の石『ヒスイ』が展示されているのです。

【花角英世知事】
「5億年前にできた、まさに“命の根源”のような“ヒスイ”は新潟県、という発想で多くの人に知ってもらえるとうれしいなと」

万博会場中央の『静けさの森』にも設置されている「ヒスイ」。

その魅力が、万博を通じて世界に発信されることが期待されます。