4月の長崎県内の貿易は、輸出が2ヶ月連続でプラスとなった一方、輸入は2ヶ月ぶりにマイナスとなり、全体の貿易収支は48億円あまりの赤字でした。

長崎税関によりますと、4月の長崎県内の輸出額は136億円あまりで、前の年の同じ月と比べて2ヶ月連続のプラスとなりました。

大型電気機器の輸出額が増えたことや、貨物船の輸出が2隻あったことなどが要因となっています。

一方、輸入額は185億円あまりで、石炭や、野菜・果実などの輸入額が減ったことにより、前年の同じ月との比較で2ヶ月ぶりのマイナスとなりました。

貿易収支はマイナス48億円あまりで、2ヶ月ぶりの輸入超過となりました。

長崎税関は、今回はトランプ関税の影響はみられなかったものの、今後、自動車部品の輸出などを注視していくとしています。