手軽で便利な“自転車” 事故の危険性も念頭に
(記者)「あちらの男性、スマホを触りながら片手で運転してます。危険です」
この「ながらスマホ」。

この4年の死亡・重傷事故は114件。半数以上が19歳以下の若年層で、ほとんどがSNSや動画を見ている際の事故でした。その実験映像がこちら。
ブレーキなしで障害物に激突し、体が激しく地面に打ち付けられました。


自転車の乗り方が原因の事故。それは整備不良でも起きています。
車輪の付け外しができるスポーツ車両で、取り付けがあまいと…前輪を持ち上げようとすると車輪が外れ、体が投げ出されます。

最近増えている幼児向けのペダルなし自転車・キックバイクの事故も。
これがその再現実験。

約10度の坂道で10メートル進むと、すぐに時速16キロに達し柵に激しく衝突しました。国民生活センターによりますと、キックバイクの事故はこの5年で100件以上にのぼり、去年は死亡事故も起きていました。
電動アシストや軽量化などで、レジャーやファッションとしても街に増え続けている自転車。しかしその手軽さが事故の危険と隣り合わせであることを忘れてはなりません。