四国地方では、11日夕方にかけて土砂災害に、11日未明から朝にかけて低い土地の浸水、河川の増水に十分注意してください。
気象庁によりますと、西日本に停滞している梅雨前線は、11日にかけてゆっくりと南下する見込みです。前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込み、四国地方では引き続き大気の状態が不安定となるでしょう。
■雨の実況
降り始め(8日00時)から10日15時までの降水量(アメダスによる速報値)
愛媛県
内子町獅子越峠 135.0ミリ
西予市宇和 106.5ミリ
久万高原町久万 97.5ミリ
■雨の予想
四国地方では、11日未明から朝にかけて、局地的に雷を伴った激しい雨の降るおそれがあります。前線の活動が予想より活発になった場合は、警報級の大雨となる可能性があります。
11日に予想される1時間降水量は多い所で、
瀬戸内側 30ミリ
太平洋側 30ミリ
10日18時から11日18時までに予想される24時間降水量は多い所で、
瀬戸内側 90ミリ
太平洋側 100ミリ
土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水に十分注意してください。