富山県氷見市を拠点とするハンドボール・リーグHの「富山ドリームス」は9日、新監督に富山市出身で、高岡向陵高校で監督を務めた大房和雄さんの就任を発表しました。

任期満了で退任した吉村晃前監督の後任として監督に就任したのは大房和雄さん(45)です。
大房新監督は富山市出身。高岡向陵高校と日本体育大学でプレーしたのち、今年6月までの約20年間、母校である高岡向陵高校男子ハンドボール部の監督を務めました。
2019年にはチームを全国高等学校ハンドボール選手権大会で準優勝に導いたほか、日本代表アンダーカテゴリーのスタッフとして2022年アジア大会優勝に貢献しています。
富山ドリームス 大房和雄 新監督
「富山県のハンドボールに育てられて、鍛えていただいて今日があると思っていますので、富山のハンドボールを日本、そして世界へと貢献したいという思いで引き受けさせていただきました」
富山ドリームスの徳前紀和代表理事は大房新監督について「モチベーションを上げる指導スタイルで、技術・戦術感が今の時代に合っている。新しいものを取り入れようとする貪欲さがあることが決め手だった」としています。
2024-2025シーズンは14位中13位(4勝1分21敗)で終わった富山ドリームス。新体制での目標はプレーオフ進出です。
大房新監督は6月9日からチームに合流、任期は2028年5月末までです。