熊本市議会の6月定例会が10日に開会し、大西一史(おおにしかずふみ)市長が市電(路面電車)で相次ぐ事故や運行トラブルについて謝罪しました。

熊本市 大西一史市長「このような重大事故を発生させたことについて、議員をはじめ市民に対し、深くおわびする」

大西市長は冒頭で、3月に市電が追突して乗員と乗客、合わせて15人が重軽傷を負った事故について謝罪しました。

そして「市電の信頼回復への道は大変厳しい」と強調し、抜本的な改革を進めると強調しました。

今回の議会には、市電の脱線防止策や速度計の設置費用などを盛り込んだ約8億8900万円の補正予算案も提出されています。

6月定例会は30日までです。