気象庁によると、フィリピンの西の南シナ海で、熱帯低気圧が発生しました。熱帯低気圧は、「台風のたまご」とも呼ばれます。この熱帯低気圧は、今後台風に発達する予想で、発達すれば台風1号となる可能性があります。15日(日)までの雨・風シミュレーションは画像で掲載しています。

熱帯低気圧は、10日午前9時現在、南シナ海にあって、西北西にゆっくりと進んでいます。中心気圧は1000ヘクトパスカル、最大瞬間風速は23mです。

気象庁の予想では、あす11日午前9時までに台風に発達し、南シナ海を西北西にゆっくりと進む見込みです。中心気圧は998ヘクトパスカル、最大瞬間風速は25メートルと推定されています。

15日午前9時には大陸に進む予想ですが、台風から暖かく湿った空気が流れ込み、梅雨前線を刺激し、日本列島に大雨を降らせるおそれがあります。15日(日)までの雨・風シミュレーションは画像で掲載しています。

今後の台風情報と気象情報に注意が必要です。