「衆参ダブル選挙」の可能性がにわかに浮上しています。選挙の実務を担う自治体からは早くも不安の声が。ダブル選挙の可能性はどれほどあるのでしょうか。

解散となれば39年ぶり“衆参ダブル選挙”の可能性

9日、立憲民主党の野田代表が招かれた、日本外国特派員協会での講演。外国人記者も気になるのは…

外国人記者
「立憲民主党が内閣不信任決議案を出して可決されたら、総理は衆議院を解散するだろう。もしそうなったら“衆参ダブル選挙”がありうる」

立憲民主党 野田佳彦代表
「内閣不信任案のお話をされていましたけど、今日は語るつもりはありません。いつも申し上げている通り適時・適切に総合的に判断すると」

国会の会期末まで2週間。最大の焦点は、立憲が“内閣不信任決議案”を出すかどうかです。石破総理と親しい日本維新の会の前原共同代表は…

日本維新の会 前原誠司 共同代表
「総理になられてから2人だけ、あるいは会合で何度かお会いしておりますけれども、『内閣不信任案が出れば解散する』ということをおっしゃっていた」

仮に不信任決議案が出されて石破総理が“解散”に踏み切った場合、衆院選と参院選が同じ投票日になる“衆参ダブル選挙”の可能性が出てきているのです。

中曽根康弘総理大臣(1986年)
「我々は何も、好んで解散をやろうと思ってやっているのではありません」

衆参ダブル選になれば、当時の中曽根総理が直前まで明かさなかった「死んだふり解散」以来39年ぶり。その前は1980年で、大平総理が解散後に死去し、「弔い選挙」となりました。過去2回しかない“衆参ダブル選”。実際、どのように行われたのでしょうか。

投票所に並ぶのは4つの“投票箱”。当時、中選挙区制だった衆院選と、参院選の選挙区と比例代表、さらに最高裁・裁判官の国民審査で、有権者は4種類投票する必要がありました。そして、投票後すぐに行われる開票作業も、選挙の翌日に持ち越される異例の対応に。