連合長崎に加盟する労働組合の今春闘における賃上げ額は平均1万5,739円で、去年より千円余り増加し結成以来最高を更新しました。

連合長崎のまとめによりますと、ことしの春闘で賃上げを要求した165の労働組合のうち、6月6日までに138の労組が妥結しています。

定期昇給を含めた賃上げ率は5.34%で去年を0.28ポイント上回り、組合員一人当たりの賃上げ額は1万5,739円で去年より千円余り増加し結成以来最高を更新しました。

これについて連合長崎は、地場組合を規模別で見ると3百人以上の組合では非常に高い水準の賃上げが実現できているものの、3百人未満では額・率ともに相対的に低く、規模と比例した賃上げ傾向にあることが課題としています。