宮崎市6月定例議会が、9日、開会し、総額およそ25億9800万円の一般会計補正予算案などが提案されました。

9日の本会議では、まず、今月3日に亡くなった、宮崎市名誉市民の長嶋茂雄さんへ弔意を示し、全員で黙とうを捧げました。

(宮崎市 清山知憲市長)
「長嶋氏の逝去は、本市にとっても、そして、日本国民にとっても痛惜の極みでございますが、氏の偉大な功績はこれからも語り継がれていくことでしょう」

このあと、市側から総額およそ25億9800万円の一般会計補正予算案など19の議案が提出され、清山市長が、提案理由を説明しました。

主なものとしては、教育環境と災害時の避難所環境の改善を図るため、市立小中学校の体育館に空調設備を整備する事業に1億2900万円が盛り込まれています。

この事業は2033年までに小中学校合わせて71校の体育館に空調設備を設けるもので、今年度は小松台小学校と本郷中学校の2校で工事が実施されます。

宮崎市6月定例議会は今月25日まで開かれ、一般質問は16日から4日間となっています。