子供食堂を支えるのは 常連客に地域の住民

元々塾講師をしていた美和子さん、当時教えていた生徒の子供や角打ちの常連客が孫を連れて来ているそうです。

常連客「いいよ、元気があって嬉しいよ」

食堂の受け付けを済ませると、食券が配られました。

よく見ると名前が書かれています。

これは食堂を支援している角打ちの常連客や地域住民だといいます。

栄屋・古賀美和子さん(70)
「地域の宝やん、子供たちって。その子たちに(地域の人が)関わっていくことがすごく大事じゃないかなと思ったので、地域の人たちをスポンサーにしようと思って」

スポンサーが購入した200円の食券1枚につき、子供たちのごはんが1回無料になります。
現在はおよそ100人が支援してくれているそうです。

「おいしいです。(来るのは)6回目です」

     「おかえり~」       「ただいま」

チケットを購入した
「自分が買ったチケットで子供さんとかがすごく喜んで食事をしている姿を見るのは本当に嬉しいです」

栄屋・古賀美和子さん(70)
「老若男女が入り交じったごちゃまぜ食堂にしたい」「声をかけてくれる人がいるっていうことは君はここにいるんだねっていうことをその人が認めているわけじゃん、そういうのがすごい大事なことだと思う」

店の外が暗くなってきた頃、栄屋名物の即席ステージショーが始まりました。

老若男女が集う居心地のいい場所を目指して。

創業100年目の酒店の挑戦は続きます。