ガソリンなどの危険物に対する安全意識を啓発する危険物安全週間に合わせて、宮崎市消防局がセルフ式ガソリンスタンドの立ち入り検査を行いました。

この立ち入り検査は、事故を未然に防ごうと宮崎市消防局が、毎年、危険物安全週間に合わせて実施しているものです。

(宮崎市消防局予防課 丸山恵海さん)
「下の地面に付くところは劣化したりするので、そこを見ている」

9日は、消防局の職員が市内3か所のセルフ式ガソリンスタンドを訪問し、給油ホースが劣化していないかや、危険物取扱者が店内にいるか、それに、監視カメラに死角がないかなどを確認しました。

セルフ式ガソリンスタンドは、危険物取り扱いに関する知識が浅い利用者が給油することから、施設側も利用者側もより一層の注意が求められます。

(宮崎市消防局予防課 丸山恵海さん)
「危険物は、ガソリンであったり、灯油であったり、生活に欠かせないものなので、正しく使っていただきたいと思っている。危険物安全週間なので、これを機に意識を高めてもらって、正しい取り扱いの方法で取り扱ってもらいたいと思っている」

宮崎市消防局によりますと、市内にはセルフ式ガソリンスタンドが64施設あり、これまで火災が発生したことはありませんが、危険物取扱者が店にいないケースがあったということです。