シリーズ現場から。アメリカと中国の貿易協議が9日に予定され、中国がレアアースの輸出規制を緩和するかなどが焦点となっています。両国の貿易摩擦の影響はトランプ大統領のあの帽子にも及んでいます。
トランプ大統領
「MAKE AMERICA GREAT AGAIN」
「アメリカを再び偉大に」。この決めゼリフが刺繍された赤い「MAGAキャップ」は、トランプ氏の支持者の必須アイテムとなっています。ところが…
記者
「メイド・イン・PRC。中国製と書いてあります」
実は中国製のものが少なくありません。「アメリカでデザインした」とうたっていますが、タグの裏には「中国製」。理由は生産価格にあります。
現在、中国製「MAGAキャップ」の販売価格は1つ、20ドルあまりですが。
業者
「帽子をアメリカ製にしたら、今より50ドル~60ドルくらい高くなります」
こうしたなか、「トランプ関税」の登場を「アメリカ製」のビジネスチャンスとみている企業も出てきました。
記者
「こちらの企業、帽子やかばんの製造を行っていますが、関税で今後、注文が増えると見込んでいて、3月に新しい機械を導入しました」
こちらの企業は「メイド・イン・USA」をウリに、帽子やトートバッグなどを製造しています。政治家のグッズを与野党を問わず、多く受注していて、2016年の大統領選挙ではMAGAキャップも製造しました。
『ユニオンウェア』 カーン社長
「これはニュージャージー州の知事選候補者の帽子です。私たちにはトランプ関税による悪い影響はなかったです」
政治家のグッズは有権者のイメージが良い「アメリカ製」への関心が高かったものの、これまでは価格が圧倒的に安い中国製が選ばれがちでした。
しかし、「トランプ関税」で状況が一変。中国製に追加関税がかかったことで価格差が縮まり、これまで取引がなかった企業などからの注文が急増したと言います。
『ユニオンウェア』 カーン社長
「関税が発表されてから、私たちのウェブサイトへのアクセスが急増していて、ファッション企業からの問い合わせ電話も増えています。中国のWTO加盟から約25年間なかったことです」
アメリカが中国に課している関税は145%から引き下げられたものの、現在も30%と高い水準で、中国から安く輸入するのは難しくなっています。
今後、「MAGAキャップ」はメイド・イン・USAに切り替わっていくのでしょうか。
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