夏の参院選・富山選挙区で国民民主党から立候補を予定している新人・庭田幸恵氏(57)の後援会事務所開きが、8日、富山市内で行われました。

開所式の会場となったボルファートとやまには支援者およそ200人が集まり、参院選に向けて結束を誓いました。冒頭、後援会長の挨拶に庭田氏が涙する場面も。

庭田氏は「現職の候補に挑戦する本当に険しい戦いだ」とした上で「この夏は必ずもっともっと手取りを増やす夏にしたい。日本の未来を富山から変えていくために頑張っていきたい」と述べ、支持を訴えました。

来賓として、庭田氏を支援する連合富山の浜守秀樹会長、立憲民主党・富山県連会長の山登志浩衆議院議員も出席。
立憲民主は夏の参院選で富山選挙区の候補擁立を断念し、庭田氏に一本化する方針を示しています。

立憲民主の山氏は「やる気と気概にあふれている庭田さんなら全力で応援できる」とし「私たちの立場でできることを最大限やらせていただきたい」と述べました。
庭田氏は、今月12日に石川と福井の国民民主党の立候補予定者とともに北陸3県を回るキャラバンを行うとしています。
参院選富山選挙区には、庭田氏のほか、現職で自民党公認の堂故茂氏、共産党公認の坂本洋史氏、参政党公認の田保智世氏が立候補を予定しています。