6日も備蓄米を求めて、スーパーには多くの人が詰めかけました。そんななか、小泉農水大臣は外国のコメの「緊急輸入」を検討していることを明らかにしました。コメの高騰に“新たな一手”を繰り出すのでしょうか。
「あらゆる選択肢を」小泉農水相 外国産米の「緊急輸入」検討

スーパーの前には、開店前から500人が列をなしていました。目当てはもちろん、安い備蓄米です。
備蓄米を購入した人
「きょう、うちの家内が食べるかどうか。嫌がってるから」
備蓄米を購入した人
「うれしい、ごはんいっぱい食べられる」
――備蓄米の値段はどう感じますか?
「安いけど、これが続くのかしらね、と思っちゃう」
気になるのは、今後のコメ価格の行方ですが業界団体の会長は、こんな見方をしています。

日本農業法人協会 齋藤一志会長
「(令和)7年産も、JAグループの概算金の大幅値上げがありますので、(令和)7年産も高値で推移するとみています」
小泉大臣に次の一手はあるのでしょうか。

小泉進次郎農水大臣
「緊急輸入も含めて、あらゆる選択肢を私は持って向かいたい」
備蓄米が底をついた場合、海外からコメを追加で“緊急輸入”する可能性があるとしたのです。