東京都議会の自民党会派「都議会自民党」の裏金事件を受けて、きょう(6日)の都議会で政治倫理に関する条例案が自民、公明、都民ファーストの会などの賛成多数で可決、成立しました。

条例では、政治倫理規準を政治資金に関して適切な管理をすることや、ハラスメント行為を禁止することなどと定義しています。

政治倫理に反する行為をした議員は、新たに設けられる政治倫理審査委員会で審査されることになります。

一方、立憲民主党や共産党などが提出した、政治資金パーティーの自主的な禁止が明記された条例案は、否決されました。

条例は来月(7月)22日から施行されますが、条例の附則として、施行前の行為については適用されないことが定められています。