陸上の学生日本一を決める「日本インカレ」が岡山市のJFE晴れの国スタジアムで開催されています。岡山県での開催は66年ぶりです。2日目のきょう(6日)は岡山県津山市出身の短距離ランナーが躍動しました。
男子100メートル決勝には津山市出身の筑波大学・木梨嘉紀選手、岡山市の環太平洋大学・山崎一沙選手と岡山ゆかりの選手が2人進出しました。
得意の「爆発的なスタート」を見せ飛び出したのは水色のユニフォーム・木梨選手。そのまま最後までスピードを落とすことなくフィニッシュ。10秒31で見事優勝を果たしました。
(筑波大学 木梨嘉紀選手)
「まさか自分が優勝できると思っていなかったので」
「率直に驚きが一番です」
「地元の方々が見に来てくださって応援する声もたくさんあったので、それが力になって優勝することができた」
「まずは日本選手権で決勝に残るのを目標に頑張っていきたい」
環太平洋大学の山崎選手も6位入賞です。また、男子ハンマー投げでは、香川県の四国学院大学、垂井祐志選手が最後の一投で逆転し68メートル35センチで優勝、環太平洋大学の坂梨航琉選手が自己ベストの67メートル54センチを叩き出し準優勝しました。
(環太平洋大学 坂梨航琉選手)
「自己ベストが出せたのでよかった」
「70メートルを投げられるようにこれからも頑張りたい」
一方男子1500メートル決勝に出場した環太平洋大学の前田陽向選手は4月に行われた全国大会で優勝した実力者ですが、調子が上がらず12位。あすから始まる800メートルでの雪辱を誓いました。
(環太平洋大学 前田陽向選手)
「1500メートルで負けた分、800メートルではしっかり優勝を目標に頑張っていきたい」
日本インカレは、あさって8日まで開催されます。