福島県のJR郡山駅西口の混雑解消に向けて、郡山市が動き出しました。

4月に当選した郡山市の椎根健雄市長は、総額22億円あまりの補正予算案を示しました。

このなかで、郡山駅西口ロータリーの混雑解消対策として、およそ6000万円を盛り込みました。対策として、今年度内に調査と社会実験に取り組む考えです。案としては、タクシープールの一部を使って人を降ろす車のスペースを増やすことや、駅西口駐車場の一部を一般車の乗車場所にすること、そして、駅前の市道に時間制限で車が止められる区間を設けることなどが検討されています。その後、工事を伴う対策に取り組み、2年後の2027年度までに対策を完了する方針を示しました。

補正予算案は、13日から始まる市議会に提案されます。