「スマートフォンがランサムウェアに感染している」などというウソの話を信じ込み、愛知県に住む60代の男性が約1億5000万円をだまし取られました。
警察によりますと、岡崎市に住む60代の無職の男性のもとにことし1月、通信事業者をかたるメールが届き、記載された電話番号に電話すると、NPOの職員を名乗る男から「あなたのスマートフォンはランサムウェアに感染している。サイバー保険に入ったほうがいい」などと言われました。

さらに警察官を名乗る男から電話があり、「調査機関の指示に従ってください」などと言われた後 現金を送るよう指示され、男性は5月までに指定された口座に約150回にわたり、現金約1億5476万円を振り込みました。
金融機関から警察に連絡があり発覚したもので、警察が詐欺の疑いで捜査しています。