子ども保育園に通わせながら家族で地方に滞在する「保育園留学」を富山県の新田八朗知事が6日に視察しました。

新田八朗知事が視察に訪れたのは富山市の認定こども園「上滝保育園」で、2年前から県や民間企業と協力し「保育園留学」を受け入れています。

「保育園留学」は子どもを地方の保育園に通わせながら数週間、家族で滞在し地域の暮らしを体験するプログラムです。

同園では現在、シンガポールと台湾から4人の園児が「留学」中で、6日は保護者を招いたイベントが行われました。

県内での「保育園留学」を受け入れは上滝保育園だけで、県によりますと、これまで実際に県内への移住につながったケースもあるということです。

全国で約20自治体が「保育園留学」に取り組んでいて、視察を行った新田知事は――

富山県 新田八朗 知事
「関係人口の創出、あるいは移住というところまで伸ばしていくために県としてどんなことが出来るか。保育園留学を受け入れる施設の輪をどれだけ広げられるか県としてもしっかり考えていきたい」