随意契約で売り渡された政府備蓄米の販売が、6日、福島県いわき市のスーパーで始まり、買い求める多くの人が行列を作りました。

水津邦治アナウンサー「コメの価格高騰を受け、いわき市のスーパーには備蓄米を求めた長い行列ができています」
いわき市のスーパー「マルト」の君ヶ塚店では、午前8時から整理券が配られ、最も早い人で午前1時半から列を作りました。

一番乗りの客「コメが買えないと困るから早く来ました。きょうは約2000円で買えるから助かります」
6日に用意されたのは、2022年産のいわゆる”古古米”5キロ・600袋で、価格は1袋2139円です。コメの高値が続く中、少しでも安いコメを手に入れようと訪れた買い物客は、次々と備蓄米を購入し、用意された600袋分の整理券は30分ですべてなくなったということです。マルトでは、6月中旬以降に他のすべての店舗でも販売開始を目指すということです。

また、7日は会津若松市内のリオン・ドール2店舗で備蓄米が販売される予定です。