陸上の学生日本一を決める「日本インカレ」が岡山市のJFE晴れの国スタジアムで開催されています。岡山県での開催は66年ぶり。初日のきのう(5日)は、岡山市出身で箱根駅伝でも活躍した黒田朝日選手が、さすがの存在感を見せました。

男子10000mに出場した岡山市出身の黒田朝日選手。現在は青山学院大学・陸上競技部の主将で、箱根駅伝区間賞やマラソンの日本学生記録樹立などで知られる学生トップランナーです。

(号砲)「バン!」

序盤から先頭で引っ張り、レースを作ります。

(黒田朝日選手)
「ハイペースのレースが1番走りやすい」
「なるべくふるい落としの激しいレースにしたい」
「やっぱり順位を一番意識している」

中盤以降も留学生ランナーと駆け引きしながらレースを牽引。勝負の行方がわからないままラスト一周を迎えると黒田選手がスパート!

結果は3位でしたが日本人トップの貫禄の走りを見せました。玉野光南高校時代に幾度となく走ったスタジアムへの凱旋。地元の応援については…

(黒田朝日選手)
「勝たなきゃいけないという思いにさせてくれる」
「自分の中でまとめられるレースではあったかな」
「自分のホームで走るということはモチベーション」
「やる気の源になったかな」

今年は大学4年。学生ランナーとしてはラストイヤーです。

(黒田朝日選手)
「まずは最後箱根駅伝で、しっかり自分の名前を残して終えたい」