「足のムレ」 なぜ梅雨入り前に注意が必要?

山形純菜キャスター:
今、様々な対策グッズが出ているということですが、梅雨入り前に注意が必要な足のムレについて見ていきます。

「梅雨入り前のこの時期」に、なぜ注意が必要なのか。体のニオイなどに詳しい東海大学理学部の関根嘉香教授に伺うと、これから梅雨の時期に入ると雨がよく降り、雨で足元が濡れて、それがムレの原因になるそうです。

また、暑さが本格的に来ていないこの時期は、冬の間あまり汗をかかずにお休み状態だった「汗腺」の働きがまだ鈍いんだそうです。汗腺の働きが鈍いと、吸収しきれなかった塩分が汗に残り、「ベタベタした乾きにくい汗」をかくため、よりムレた状態が続き、それがニオイの原因にもなるということです。

関根教授は、「皮膚表面の菌・バクテリアはムレた環境を好む。菌が増えやすく、足のニオイの原因になる」とも指摘しています。