子どもたちに米作りの難しさや食の大切さを学んでもらおうと、宮崎市の小学生が田植え体験をしました。

田植え体験をしたのは、宮崎市の生目小学校の5年生111人です。

田植え体験は、地元住民で組織するNPO法人「スローライフ宮崎」が米作りの難しさや食の大切さについて学んでもらおうと、20年ほど前から毎年行っているものです。

5日は、まぶしい日差しが朝から降り注ぐ中、児童たちが13アールの田んぼにヒノヒカリの苗を丁寧に植えていきました。

児童たちは慣れない田植えに全身泥だらけに…

「この人にかけられました!」「ワハハハ!」

(児童)
「手が汚れるけど、楽しかった」
「おいしくてもちもちのお米に育ってほしい」
「(田んぼの中で)移動するのが難しかった。納豆かけて食べたい」

5日に植えたヒノヒカリは10月ごろに児童たちが稲刈りをする予定で、できあがった米は調理実習や給食に使われることになっています。