本格的な夏の訪れが近づいています。
鋳物の生産が盛んな奥州市の水沢駅でこの時期恒例となっている、南部鉄器の風鈴の飾り付けが行われました。

奥州市の玄関口のひとつJR水沢駅では、地域の伝統産業でもある鋳物生産をPRするため、1962年から毎年この時期に南部鉄器の風鈴を飾っています。
5日はJRの他、鋳物組合や奥州市の職員など13人がおよそ500個の風鈴を駅の構内に飾り付けました。

南部鉄器の風鈴は、ガラスや陶器とは異なる高音が特徴で、涼しげな音色がこれからの時期にぴったりです。
短冊には市のマスコットキャラクターおうしゅうたろうがデザインされたものや、奥州市出身のメジャーリーガー大谷翔平選手をイメージしたものが用意されました。

風鈴は水沢江刺駅にもおよそ200個が飾られていて、9月上旬まで利用者を楽しませます。