台風や大雨の危険が迫った際、市町村に避難情報の発令などの助言を行う岩手県の「風水害対策支援チーム」の運営訓練が行われました。

5日の訓練には、県と盛岡地方気象台の職員合わせて10人が参加しました。
2017年に設置された「風水害対策支援チーム」は、県内で風水害の危険が迫った際に、被害の発生が予想される市町村に対して避難情報の発令に関する助言を行う有識者などによる組織で、これまでに10回招集されています。

訓練では、2024年岩手に上陸し記録的な大雨となった台風5号クラスの台風の接近を想定し、市町村への助言の流れを確認しました。

5日は音声が市町村に聞こえないトラブルもあり、県は今後改善を図るとともに対応力の向上に努めることにしています。