電力の仕事について知ってもらおうと、宮崎市で災害を想定した配電設備の応急復旧訓練が行われ、県内の高校生に公開されました。

これは、九州電力送配電宮崎支社が主催したもので、訓練では災害時を想定して、高圧発電機車を使った応急送電や断線した高圧線の応急復旧作業が行われました。

訓練は県内の工業高校などから集まった生徒と教員およそ60人に公開され、生徒たちは工具や部品を手にとったり、作業についての説明を興味深そうに聞いたりしていました。

(小林秀峰高校3年 水流陸也さん)
「分かりやすく説明してくれて、自分の就職へのいい経験になったと思います」
(日向工業高校3年 甲斐煎偲さん)
「実際にどういう作業をしているのか大変さを知りたかったので、どうやって登ったりするかなども見れてよかったです」

生徒たちは、現場の生の声をメモしながら、将来の仕事の参考にしていました。