おとといの夜に酒田市の寺でクマが目撃され、その後床下に居座っている状態が続いている件で、けさの段階になっても酒田市はクマが寺の床下にいる状態であるとして注意を呼びかけています。

熊がいるのは、酒田市若竹町二丁目の法輪寺です。周囲には住宅が立ち並ぶ地域となっています。

クマが市街地に現れる場合は、川を伝って来ることが多いと考えられていますが、市によると「今回熊が居座っている寺は最上川から数百メートル離れている」と言います。ただ最上川から生活排水用の水路が延びている地域だということです。

市は「バリケードを設置後も目視でクマを確認している」としていて、今も寺の床下にクマがいるものと思われます。

市はクマがワナにかかるのを待ってから麻酔をうつための専門家を現場に呼ぶとしていて、今後の対応を協議しています。