メジャーリーグ情報です。ドジャースの大谷翔平選手は、5月の月間MVPを受賞。エンゼルスの菊池雄星投手は、メジャー通算900奪三振を達成しました。

メジャーリーグは4日、5月の月間MVPを発表し、ナショナルリーグの野手部門で大谷が選ばれました。
大谷は先月、打率3割9厘、ホームラン15本をマークするなど大活躍。自身通算6度目の月間MVPで両リーグでの複数回受賞は、メジャー初の快挙です。
4日のメッツ戦では、第4打席まで快音なく、5対5の同点で迎えた延長10回に先頭で打席が回りますが、申告敬遠でした。
大谷は、3打数ノーヒット。
試合はフリーマンのサヨナラタイムリーで6対5、ドジャースが勝利しています。

一方、エンゼルスの菊池は、敵地でのレッドソックス戦に先発登板しました。
その立ち上がり、1アウトからランナーを出しますが、続くバッターをショートダブルプレーに仕留め、無失点で切り抜けます。4回には、追い込んだあと力のこもったストレートでこの試合5つめの三振を奪うと、これが日本選手6人目となるメジャー通算900個目の奪三振となります。
菊池は毎回、ランナーを背負いながらも、5回まで1失点に抑える粘りのピッチングでしたが、3対1とエンゼルスリードで迎えた6回。
先頭をフォアボールで出塁させると、続くバッターに高めのスライダーをレフトスタンド場外に運ばれ痛恨の同点ツーランを浴びてしまいます。

菊池は6回途中まで投げて被安打83失点。エンゼルスは、延長10回タイブレークの末4対3で勝利しましたが、菊池に勝ちはつきませんでした。