大きな地震で道路が被災した際、停電が発生した地域での復旧作業に海から向かうことを想定した訓練が3日釜石港で行われました。

この訓練は、釜石海上保安部と東北電力ネットワークが共同で行ったものです。
震度6弱の地震による土砂崩れや陥没などで道路が使えなくなった状況を想定した共同訓練では、参加者が電力の復旧に必要な資材を巡視艇きたかみに載せられた小型ボート、搭載艇に積み込み、海から作業の現場に向かう手順を確認していました。

(釜石海上保安部 池田隆警備救難課長)
「搭載艇を使っての訓練は初めてだったので、引き続き何回もこういった訓練を繰り返して、実際の災害があった時にはすぐ対応できるように引き続きやっていきたいと思います」

共同訓練の参加者たちは、災害の発生に備えて連携を強化していました。