裁判のやり直しに関する法律=再審法の改正実現に向けて、県弁護士会が3日、山口市でチラシなどを配りました。
県弁護士会 浜崎大輔会長
「一刻も早い法改正をこの通常国会で成立させたいと取り組んでおります」
全国の弁護士会が一斉に取り組んでいるもので、山口市の商店街では、チラシやパンフレットなどを配り、理解を求めました。再審法とは、すでに確定した裁判の判決について、誤りや不正があった場合に裁判をやり直す法律です。
日本弁護士連合会は、捜査機関がすべての証拠を開示しない点などが再審手続きの長期化の原因になるとして改正を求めています。
これまでに死刑判決から再審で無罪になった事件が、袴田事件など5件あり、事件発生から無罪判決まで、29年から58年の年月がかかっています。
浜崎会長
「非常に難しい内容ではありますけど、自分がそういうえん罪被害者になる可能性もあるんだということも考えていただきたい」
県弁護士会は今後も再審法改正を広める活動を続けることにしています。














