宮崎県内の和牛枝肉の品質を競う共進会が、都城市で開かれました。

最も評価の高かったグランドチャンピオン牛は、競りで、過去、最も高い1キロ1万1300円で落札されました。

JAみやざきが主催した和牛枝肉共進会には、県内各地から105頭の枝肉が出品されました。

審査の結果、小林市の大山和夫さんが、最も品質が優れているグランドチャンピオン賞と脂の品質を競う特別賞を初めてダブル受賞しました。

(大山和夫さんの息子 剛さん)
「父親がずっと狙っていたものなので、とてもうれしく思う。消費者の方においしいと喜んでもらえるようにこれからも頑張っていきたい」

午後からは競りが行われ、グランドチャンピオン牛は過去最も高い1キロ、1万1300円で落札されました。

JAみやざきによりますと、3日の競りの平均価格は1キロ3171円と、去年よりわずかに高くなっています。