青森県の津軽地方で古くから栽培されている在来種のトウガラシ「清水森ナンバ」の定植体験が、弘前市の小学校で行われました。

弘前市の堀越小学校では、津軽藩初代藩主・津軽為信公が京都から持ち帰って広めたと言われている伝統野菜「清水森ナンバ」に慣れ親しんでもらおうと、2013年から毎年栽培から収穫までを行っています。

3日は、6年生約50人が参加し、種を管理している弘前大学農学生命科学部の前田智雄 教授から植え方を教わりながら、30本の苗を定植しました。

児童は
「初めての体験だったけれども、いろいろと学べたし、水やりとかもできて楽しかった」

「植えるのは思ったより簡単でしたが、これから育てるのが難しいと思うので、買う人みんなにおいしく食べてもらうように、頑張って育てたい」

堀越小学校では、「清水森ナンバ」を7月中旬に収穫し、津軽藩ねぷた村で行われる日曜朝市で販売される予定です。