福島県のいわき信用組合は、不正融資の問題を受け、いわき市と契約している公共施設の命名権=ネーミングライツの解除を申し出たことが分かりました。
いわき信用組合は、第三者委員会による調査で、およそ20年にわたり、口座の無断開設やう回融資により少なくとも247億円の不正融資を行っていたことが明らかになっています。
これを受けて、いわき信用組合は、いわき市と契約しているいわき芸術文化交流館「アリオス」のホール「いわしん音楽小ホール」のネーミングライツの解除を、2日に市に申し出たことが分かりました。

ネーミングライツの契約は、おととし4月から5年間となっていました。いわき市は、解除の申し出に応じる方針です。