盛岡市の小学校で人が扮したロボットの操作を通して、プログラミングに必要な考え方を児童に学んでもらおうというユニークな出前授業が行われました。

盛岡市の羽場小学校で3日行われた出前授業は、プログラミングに必要な論理的な考え方を学んでもらおうと、電子部品などを製造する岩手村田製作所が企画したものです。
羽場小学校での開催は今回が3回目で、2025年は5年生の児童22人が参加しました。

授業では岩手村田製作所のスタッフが扮したロボットに、児童がタブレット端末を使い「前に一歩進む」や「しゃがむ」などの指令を送ることで障害物を避けたり物を運ばせたりしました。
児童たちは成功や失敗を繰り返しながら、プログラミングで求められるトライアンドエラーの考え方を学んでいました。

授業の最後には、スタッフが複雑なプログラムを組んだロボットも登場し、子どもたちがプログラミングの魅力を肌で感じていました。